バス運転手になるには?必要な免許も解説
「バス運転手に必要な免許って?」
「バス運転手になるためにはどうすればいいの?」
「バス運転手を養成する制度のある会社があるって本当?」
こういった方に向けて書いています。
✓本記事の内容
・バス運転手に必要な免許とは?
・バス運転手は4種類ある ・バス運転手養成制度を有効活用 |
この記事を読み、行動していけば、バス運転手になるための一歩を踏み出すことができます。自分がどういったバス運転手になりたいのかを考えながらご覧下さい。
では、解説していきます。
バス運転手になるには?必要な免許を解説
バス運転手になるには、「大型自動車第二種免許(大型二種免許)」が必要です。この免許を取得すると、総重量11トン、最大積載量6.5トン、乗車定員30人を越える大型車を運転できるようになります。
免許取得に必要な条件・費用
大型二種免許を取得するためには、以下の条件を満たす必要があります。
- 免許の取得日に満21歳以上であること
- 普通、準中型、中型、大型特殊免許のどれかを取得している、かつ、運転経歴が通算3年以上経過していること
- 身体条件を満たしていること*視力や聴力、運動能力の適性検査がある
また、すでに取得している免許によって、大型二種免許の取得かかる費用は、大きく変わります。大型免許と二種免許を持っていると20万円ほどで取得が可能です。しかし、普通免許しか持っていなかったり、準中型免許しか持っていなかったりすると、40~50万円ほどかかります。
バス運転手は4種類ある
路線バス
路線バスとは、一般道路を主な路線として運行されるバスのことです。決められた時間に同じルートを巡回していくのが一般的でしょう。
皆さんが街中でよく見かけるバスは、だいたい路線バスになります。
観光バス
観光バスは、文字どおり観光のためのバスです。学校や会社、ツアーなど、団体での貸切りを対象としています。
街中や高速道路など様々な道路を運転することに加え、ルートや走行時間も団体客ごとに変わります。
高速バス
高速バスは、高速道路を利用して長距離の移動を行なうバスのことです。長距離や夜間の運転も多くなるので、眠気対策や集中力が必要になってきます。
また、停車数が少ないため、自分でメリハリをつけていくことが重要です。
送迎バス
送迎バスは、ホテルや幼稚園などの送迎に利用されるバスのことです。大型バスというよりは、小型のマイクロバスが使用されます。
送迎バスを運転する場合のみ、大型二種免許が必要ないことがあります。それは、送迎先から直接依頼を受けて送迎を行なう時です。ただし、送迎先から業務委託として仕事を受けている場合には、大型二種免許が必要になるので注意しましょう。
バス運転手養成制度を有効活用
バス運転手養成制度とは、バス会社への内定後に大型二種免許取得にかかる費用を補助してくれる制度です。
制度の有無や補助内容は、バス会社によって変わります。
*この制度を受けるに当たって、勤続条件などの規定があるので確認しておきましょう。
普通免許の所持は前提となりますが、バス運転手になりたいという方は、バス運転手養成制度のあるバス会社に応募してみることをオススメします。入社後に、大型二種免許を取得するので、最速でバス運転手になれるはずです。
まとめ
今回は、バス運転手になる方法と必要な免許について解説してきました。
バス運転手になるための方法には2パターンあります。1つ目は、大型二種免許を取得してからバス会社に応募する方法。2つ目は、バス運転手養成制度のあるバス会社に応募して、入社後に大型二種免許を取得する方法です。
どちらでもバス運転手になることはできますが、後者であれば、費用を補助してくれますし、入社後の研修も充実しているのでオススメです。
最後までご覧いただきありがとうございました。