運転免許取得の年齢制限について
「運転免許取得に年齢制限ってあるの?」
「第二種運転免許は18歳では取得できないの?」
「運転免許取得に年齢の上限ってあるの?」
こういった方に向けて書いています。
✓本記事の内容
・普通自動車免許の年齢制限は?その他の免許も解説
・第二種運転免許は満21歳以上 ・運転免許取得における年齢の上限は? |
この記事を読むと、運転免許取得の年齢制限について詳しく知ることができます。
特に高校生やお年寄りの方は、年齢制限で悩まれることが多いと思うので、ご覧いただけると幸いです。
普通自動車免許の年齢制限は?その他の免許も解説
普通自動車免許は、満18歳以上で取得可能です。ただし、教習所には18歳になる前でも通うことができます。
*18歳の誕生日を迎える1~2ヶ月前であれば、入校可能な教習所が多い
教習の修了検定や仮免試験を受けるときには、満18歳以上である必要があるので注意しておきましょう。
原付免許や二輪免許などの年齢制限は?
原付免許や普通二輪免許は、満16歳以上から取得可能です。つまり、高校への通学に原付や普通二輪を使用することができます。
*校則によっては、禁止されていることもある
ただし、大型二輪の免許は、満18歳以上になるまで取得できません。
中型免許や大型免許の年齢制限は?
中型免許や大型免許は、満18歳以上でも取得することができません。
中型免許は、満20歳以上となっており、第一種の普通免許、大型特殊免許を取得してから、2年以上経過していることが条件とされています。
また、大型免許は、満21歳以上となっており、第一種の普通免許、中型免許、大型特殊免許のいずれかを取得してから、3年以上経過していることが条件となっています。
*この2年以上、3年以上には、免許の効力が停止されていた期間を含みません。
いずれにしても、第一種免許を取得していなければ、中型免許や大型免許を取得できないので注意しておきましょう。
第二種運転免許は満21歳以上
普通自動車免許でも、第二種運転免許の場合は、満21歳以上から取得可能です。
第二種運転免許とは、旅客を運送する目的で旅客自動車を運転するときに、必要になる免許のことをいいます。
*バスやタクシー、代行運転など
第二種運転免許には、普通自動車免許の他にも、中型、大型、大型特殊など様々な種類があります。いずれの免許にも、年齢制限に加え、第一種免許を取得してから、3年以上の運転経歴があることが条件にあげられています。
3年以上の運転経歴がなければ、満21歳以上でも第二種運転免許を取得できないということです。第二種運転免許は、旅客を運送するということで難易度が上昇していることが分かります。
運転免許取得における年齢の上限は?
運転免許取得における年齢の上限はありません。道路交通法では、取得可能になる年齢こそ記載されてあるものの、上限については記載されていないのです。
*免許更新についても同様
しかし、最近では、高齢者による交通事故が増えています。そういった観点から、運転免許証の更新日が満70歳以上になる場合には、「高齢者講習」というものを受講しなければなりません。満75歳以上になると、認知機能検査が追加されます。
運転免許の取得や更新に年齢の上限はありませんが、自分の体力や能力の衰えを感じたときには、免許の返納も考えた方が良さそうです。
おわりに
今回は、運転免許取得の年齢制限について解説してきました。
普通免許は満18歳以上、原付や普通二輪免許は満16歳以上が取得可能年齢となっています。ただし、18歳の誕生日を迎える1~2ヶ月前であれば、教習所に入校できるということも覚えておきましょう。
また、運転免許の取得や更新に年齢の上限がないということも、覚えておくとよいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。