通学教習で免許取得にかかる期間はどのくらい?最短や平均期間を解説
- 「通学教習で免許取得にかかる期間を教えて欲しい」
- 「最短で免許を取得するためにはどうしたらいいの?」
この記事はこういった疑問をお持ちの方に向けて書いています。
✓本記事の内容
・通学教習での免許取得にかかる最短期間は?
・通学教習での免許取得にかかる平均期間は? ・できるだけ最短で免許を取得するためのコツ(通学教習) |
「学校や仕事で長期の休みは取れないから、合宿で免許を取得するのは厳しい。けど、できるだけ早く運転免許を取得したい」という方は多いのではないでしょうか。
この記事では通学教習での免許取得にかかる最短、平均期間とできるだけ最短で免許を取得するためのコツを解説していきます。
通学教習での免許取得にかかる最短期間は?
AT免許は13日、MT免許は15日で理論上は取得できる
AT免許は最短13日、MT免許は15日で取得することができます。この根拠を説明するために2つのポイントを抑えておきましょう。
1つ目が免許取得に必要な技能、学科教習の時限数です。以下の表をご覧ください。
所持免許 | 技能(第一段階) | 技能(第二段階) | 学科(第一段階) | 学科(第二段階) |
なし・原付 | 12時限 | 19時限 | 10時限 | 16時限 |
※MT免許の場合は、AT免許よりも学ぶことが増えるため、第一段階の技能教習が2日間多くなります。
2つ目が1日のうちに技能教習を受けられる時間が法律で定められていることです。第一段階では2限、第二段階では3限しか受けることができません。
この2つのポイントを抑えた上で計算すると、AT免許は最短13日、MT免許は最短15日で取得できるということになります。これはあくまで1日に最大数の技能教習を受け、全ての試験に1発合格した場合の期間です。
卒業後の試験も忘れてはいけない
教習所を卒業しただけでは免許を取得したことにはなりません。免許を取得するためには卒業後に免許センターにて試験を受ける必要があります。
通っていた教習所が公認高であれば、技能試験が免除となり、学科試験だけですから、忘れずに覚えておきましょう。
通学教習での免許取得にかかる平均期間は?
平均すると2~3か月はかかる
通学教習で免許を取得する場合、平均すると2~3か月ほどかかります。また、スケジュール管理が苦手だったり、サボってしまいがちだったりする人はそれ以上にかかることもあるでしょう。
自分でスケジュール管理をしなければならないという理由から、免許取得期間には個人差が出てきます。ただし、教習所によってはスケジュールを組んでくれることもあるので相談してみましょう。
最短期間で免許を取得しづらい理由とは
最短期間と平均期間に差がある大きな理由は思うように技能教習の予約が取れないことにあります。
毎年2~3月、8~9月は学生の長期休みがあるため、教習所に人が多く集まります。また、人気のある教習所や教官が少ない教習所なども予約が取りづらいといえるでしょう。
事前に口コミで評判を確認しておくことをオススメします。
できるだけ最短で免許を取得するためのコツ
できるだけ最短で免許を取得するには教習所の閑散期に申し込むというのも1つの手段です。
教習所の閑散期は4~7月、10~12月です。
この時期は、学生の長期休みとも重ならず、ガラガラの教習所も多くあります。技能教習の予約も取りやすく、自身が立てたスケジュール通りに進められるでしょう。
また、教習料金についても繁忙期と比べて安くなるところが多いです。
これらの理由から、できるだけ最短期間での免許取得をしたい方は教習所の閑散期に申し込むメリットがあるのですが、学校や仕事等との両立が難しい時期でもあるでしょうから、無理はしないほうが無難です。
まとめ
今回は通学教習で免許を取得する最短期間、平均期間、できるだけ最短で取得するコツについて解説してきました。
合宿で免許を取得することも可能ですが、授業の多い学生や社会人だと厳しいですよね。
そんな時には、4~7月、10~12月の閑散期に教習所に通ったり、自分に合った教習プランを探すというのも方法の1つです。
最後までご覧いただきありがとうございました。