どれがお得？マイカー所有、レンタカー、カーシェア、カーリースのそれぞれの違いとメリット・デメリット
「運転は必要だけどマイカーを所有するか迷っている」
「レンタカー、カーシェア、カーリースの違いを知りたい」
「結局のところ、車はどう乗るのがお得なの？」
こういった疑問をお持ちの方にぜひ読んでいただきたい記事です。
✓本記事の内容
| ・マイカー所有、レンタカー、カーシェア、カーリースの違い
・マイカー所有、レンタカー、カーシェア、カーリースのメリット・デメリット |
現在は昔と異なり、マイカーを所有することが当たり前ではなくなっています。
レンタカーやカーシェア、カーリースといった様々な車の乗り方が登場し、個人の状況に合わせた利用が可能になっているのです。
とはいえ、カーシェアやカーリースなどの名前は聞いたことがあっても、具体的なシステムを知らない方も多いのではないでしょうか。
この記事ではマイカー所有、レンタカー、カーシェア、カーリースの違いやメリット・デメリットを紹介し、どの乗り方がお得なのかを解説していきます。
ぜひ、最後までご覧ください。
マイカー所有、レンタカー、カーシェア、カーリースの違い
利用期間
レンタカーの利用期間は、半日から長くても1か月程度となっています。基本的には旅行先での移動に使ったり、ドライブに使ったりと短い期間だけ利用することが多いです。
カーシェアは15分単位での利用が一般的で1回の使用は1～2時間程度に留まることが多いでしょう。
また、カーリースは1年から11年程度とかなり長い期間、年単位での賃貸契約を結ぶような形となります。
料金形態
レンタカーは利用した時間分の料金をその都度支払う形態です。
車のサイズや車種によって料金が変わり、大きくなるほど値段が高くなります。返却に遅れた場合は延滞料金が発生するので注意しましょう。
カーシェアは会員登録制となっており、使用する際にオンライン予約をすることで車に乗ることができます。基本的には月額1000円程度の会費に加え、車の使用時間や距離に応じた料金を支払います。
また、カーリースでは車両代金とその他の諸費用を契約月数で割った料金を毎月支払う形態です。その他の諸費用には自動車税や自賠責保険料などが含まれています。
マイカー保有と比較されることの多いカーリースですが、月々の支払額を抑えられる事が多いという点で魅力的なサービスといえるでしょう。
任意保険・免責補償
レンタカーとカーシェアリングに関しては、車を所有しているレンタカー会社やカーシェアリング会社に支払い義務があります。レンタル料金に免責補償が含まれており、対人や対物補償については無制限で補償してくれることが多いでしょう。
一方、カーリースには自賠責保険料は含まれていますが、これには上限がある上に任意保険の料金は含まれていません。そのため、自賠責保険でカバーできない部分を補う任意保険への加入は忘れずにおこなう必要があります。
ガソリン代・駐車場代
レンタカーとカーリースについては、マイカーと同じようにガソリン代を支払う必要があります。その一方でカーシェアの場合は料金に含まれていることが多いです。
また、カーリースは駐車場代を支払う必要があり、契約の時には「車庫証明書」を提出しなければなりません。車庫証明書とは車の保管場所があることを証明する書類のことです。
ナンバープレート
レンタカーやカーシェアで使用される車には「わ」ナンバーがつけられています。
一方でカーリースには自家用車のナンバーが使われるため、マイカーと同じ感覚で使用できるでしょう。会社によっては希望のナンバーを指定できることもあるので魅力的です。
マイカー所有、レンタカー、カーシェア、カーリースのメリット・デメリット
マイカー所有のメリット・デメリット
マイカー所有のメリットは、いつでも自由に使える点にあります。地方や郊外に住んでいて車を毎日使うような方にとってはなくてはならない存在です。
ただし、マイカーの購入と維持に多くのお金がかかるというデメリットもあります。新車であれば、購入に数百万はかかりますし、自動車税や車検、ガソリン代、駐車場代などの維持費も大きな負担となるでしょう。
レンタカーのメリット・デメリット
レンタカーのメリットは、旅行など単発で車が必要になったときに安く借りられる点にあります。格安レンタカー会社を利用すると12時間2500円で借りられるなど、かなりコストを抑えることができるでしょう。
また、用途に合わせて車種を変えられるのもポイント。
大勢で旅行に行くときはワンボックスカー、少人数で遠方ショッピングをするときは軽自動車、といったように利用目的や人数に合わせて車を使い分けることができます。
ただし、ゴールデンウィークなどの長期休みや土日祝日などは混雑することが多く、思い通りに借りられないこともあるでしょう。
カーシェアのメリット・デメリット
カーシェアのメリットは、車は必要だけど少ない時間しか乗らない方が安く車を利用できる点です。月額1000円程度の基本料金に加え、15分あたり200円程度の使用料金を支払うことで車を借りることができます。
週に数回、買い物や子どもの送り迎えなどで1～2時間だけ車を使用するなど、短時間の利用に適したサービスです。
デメリットとしてはレンタカーと同様に混雑時には借りづらい点や予約が必要になる点があげられるでしょう。また、時間あたりの価格は安くないので使用時間が多すぎると割高になる可能性があります。
カーリースのメリット・デメリット
カーリースのメリットは、マイカーを保有している時と条件がほぼ変わらない点です。自分の好きな車を月々のリース料を支払うことで契約した期間だけ借りることができます。
また、ナンバープレートを自由に選ぶことができるのも魅力的です。
デメリットとしては支払いが終わっても車が手元に残らないことでしょう。契約期間が切れたら、リースを延長するか別の車種で再び契約するか選択することができます。
まとめ
今回はマイカー、レンタカー、カーシェア、カーリースの違いとそれぞれのメリット・デメリットについて解説してきました。
車の購入は、人生における大きな出費となります。
そのため、ご自身の住んでいる地域やライフスタイルに応じた車の利用方法は何かを考え、購入だけがすべてではないということを忘れないようにしましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
