大型特殊免許の取得条件、運転できる車両、費用の相場や期間について
- 「大型特殊免許って何?どんな車を運転できるか知りたい」
- 「大型特殊免許を取得に必要な条件ってある?」
- 「大型特殊免許の取得にかかる費用や期間を教えて」
今回は、こういった疑問にお答えしていきたいと思います!
✓本記事の内容
・大型特殊免許の取得条件
・大型特殊免許で運転できる車両 ・大型特殊免許の取得にかかる費用の相場 ・大型特殊免許の取得にかかる期間 |
ドライバーの仕事をするならとっておきたい大型特殊免許。
この免許を取得することでトラクターやクレーン車、ロードローラー、フォークリフトなどの特殊な大型自動車を運転できるようになります。
ただし、現場で作業はできず、公道を移動するのみですが。
この記事では大型特殊免許の取得条件や運転できる車両、費用の相場や期間について解説していきます。
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大型特殊免許の取得条件
大型特殊免許を取得する条件は普通免許を取得するときの条件と変わりません。
・年齢が18歳以上であること
・身体調査の条件を満たすこと
上記の2つだけです。
また、身体調査で確認されるのは視力、色彩識別能力、聴力、運動能力の4項目となっています。
視力検査はコンタクトやメガネの使用は可能ですが、両目で0.7以上、片目で0.3以上必要です。大型免許や中型免許で行なわれる深視力検査も行なわれません。
他の検査では信号機の赤・青・黄の色を認識できるかをチェックされたり、10メートル離れた距離で90dbの警報音を聞き取れるかをチェックされたりします。
視力や健康状態などの対策しようがある検査はできる範囲で準備をしておきましょう。
大型特殊免許で運転できる車両
大型特殊免許で運転できる車両は、トラクターやクレーン車、ロードローラー、フォークリフトなど、何かの作業ができる特殊な大型自動車です。
具体的な車両のサイズは、全長12メートル以下、全幅2.5メートル以下、全高3.8メートル以下となっています。
ちなみに普通免許でも運転できる小型特殊自動車のサイズは、全長4.7メートル以下、全幅1.7メートル以下、全高2.0メートル以下です。
どちらも排気量の制限はありませんが、小型特殊自動車に限り、最高速度は時速15キロ以下と定められています。※大型特殊自動車の最高速度はメーカーの自主規制で時速49キロ以下となっている。
注意点としては大型特殊免許を取得していても、現場での作業はできないということ。
加えて、高速道路も運転できないようになっています。
あくまで大型特殊自動車を公道で走らせる場合のみ有効な免許というわけです。
大型特殊免許の取得にかかる費用の相場
最も費用を安く抑えられる可能性があるのが一発試験です。
受験料・試験車使用料・免許証交付料を合計して1回6100円で大型特殊免許を取得することができます。
ただし、これはうまくいけばの話。
多くの人は1度で合格できずに、複数回受験することになるでしょう。
そのため、6100円より高くなるのは必然ですから、運転に自信のない方や確実に免許を取得したい方は教習所の通学免許か合宿免許を選ぶことをオススメします。
通学と合宿の費用相場は、教習所のある地域や時期によっても異なりますが、費用はおよそ8~15万円前後です。
また、通学よりも合宿のほうがやや安くなる傾向にあります。
大型特殊免許の取得にかかる期間
教習所に通う場合は、普通免許を持っていれば、最短で4日で取得できます。しかし、あくまで最短であることを忘れてはいけません。
通学免許で免許を取得するまでにかかる期間は個人に委ねられることが多いため、平均でいうと1週間ほどはかかるでしょう。
合宿免許も最短3泊4日で免許を取得できますが、こちらの最短はほぼ100%です。
試験に落ちると延長はありますが、しっかり教習を受けていれば問題ありません。
大型特殊免許は技能教習のみとなっており、普通免許を持っている場合の教習回数は最短で6時限(第一段階3時限+第二段階3時限)となります。
普通免許を持っていなければ、学科教習に22時限、技能教習に12時限かかるのでかなり取得期間に差が出るでしょう。
まとめ
今回は、大型特殊免許の取得条件、運転できる車両、費用の相場、かかる期間について解説してきました。
大型特殊免許を取得していても、現場で作業をすることはできませんが、大型特殊自動車を移動させる場合などに役立ちます。
そのため、仕事場でも重宝されることでしょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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