バイク免許の種類と取得条件、費用の相場や取得までの期間も解説
「バイクに乗りたいけど、どのバイク免許を取ればいいか分からない」
「バイク免許を取得するために必要な条件を知りたい」
「バイクの免許にかかる費用や期間を教えて欲しい」
今回の記事はこういった方に向けて書いています。
✓本記事の内容
・バイク免許は大きく分けると4種類ある
・バイク免許を取得するために必要な条件 ・バイク免許の取得にかかる費用 ・バイク免許の取得にかかる期間 |
勤務先まで電車通勤するのに疲れた会社員や何か新しい趣味を始めたい学生や社会人の中でバイク免許を取得したいと考える方も多いのではないでしょうか。
だけど、バイク免許にはいろいろな種類があるし、免許取得にかかる費用や期間も分からない。
そういった方はこの記事を見れば大丈夫です。
この記事ではバイク免許の種類と取得条件、費用の相場や取得までの期間を解説していきます。
バイク免許は大きく分けると4種類ある
バイク免許は大きく分けると4種類あり、それぞれ以下のとおりです。
・原動機付き自転車免許
・小型限定普通二輪免
・普通自動二輪車免許
・大型自動二輪車免許
ここから、原付免許以外はATかMTかによってさらに分けられます。
それぞれの免許で運転できるバイクの排気量、法律などの違いについては以下のとおり。
原付 | 小型二輪 | 普通二輪 | 大型二輪 | |
排気量 | 50cc以下 | 125cc以下 | 400cc以下 | 上限なし |
年齢条件 | 16歳以上 | 16歳以上 | 16歳以上 | 18歳以上 |
AT限定 | なし | なし | あり | あり |
2人乗り | 不可 | 可(条件あり) | 可(条件あり) | (条件あり) |
高速道路 | 不可 | 不可 | 可 | 可 |
法定速度 | 時速30キロ | 時速60キロ | 時速60キロ | 時速60キロ |
2段階右折 | 必要 | 不必要 | 不必要 | 不必要 |
上記の表をみれば分かるように大型二輪免許を取得していれば、排気量の上限がないので、二輪バイクならどの種類でも乗ることができます。
ただし、バイク免許の中で唯一、年齢条件が18歳以上であることには注意しておきましょう。
次にバイクの二人乗りをする時の条件ですが、普通二輪免許もしくは大型二輪免許を取得してから1年以上が経過している必要があります。
つまり、小型二輪免許だけでは2人乗りはできないということです。
バイク免許を取得するために必要な条件
バイク免許を取得するために必要な条件は以下の2つです。
・16歳以上であること(大型二輪を除く)
・身体調査の条件を満たすこと
バイク免許は基本的に16歳以上であれば取得することができますが、大型二輪のみ18歳以上である必要があります。
また、身体調査については以下の条件を満たせば大丈夫です。
視力 | 両目0.7以上、片目0.3以上 |
聴力 | 10メートルの距離で90デシベルの音を聞き取れること |
色彩識別 | 赤、青、黄色の識別ができること |
運動能力 | 運転に支障を及ぼす身体障害がないこと |
視力はコンタクトが使用可となっており、聴力は補聴器の使用が可能となっています。そのため、打てる対策は打っておくことが重要ですね。
バイク免許の取得にかかる費用の相場
他の運転免許を持っているか否かによってバイク免許を取得するのにかかる費用は大きく異なります。
それぞれのバイク免許でかかる費用の相場は以下のとおり。
免許の種類 | 運転免許なし | 運転免許あり |
原付 | 8050円 | 運転可能 |
小型二輪 | 12~13万円程度 | 7万円程度 |
普通二輪 | 14~17万円程度 | 8万円程度 |
大型二輪 | 28~32万円程度 | 9~22万円程度 |
合宿か通学かにもよりますが、基本的には上記のような費用となっています。
大型二輪免許の費用は運転免許なしであれば28~32万円程度ですが、それ以外の場合は持っている運転免許の種類によって大きく差が出ます。
普通二輪免許を所持している場合は9~12万円程度の費用となっており、普通免許を所持している場合は20~22万円程度かかるでしょう。
ある程度、費用の相場を抑えたうえで教習所を決めるとよいですね。
バイク免許の取得にかかる期間
バイク免許の取得にかかる期間についても、運転免許をもっているか否かによって大きく差が出ます。
下記は運転免許を保有していない方がMTのバイク免許を取る場合にかかる期間です。
免許の種類 | 学科教習 | 技能教習 | 最短教習期間 |
小型二輪 | 26時限 | 12時限 | 10日間 |
普通二輪 | 26時限 | 19時限 | 12日間 |
大型二輪 | 26時限 | 36時限 | 16日間 |
上記の表には書いていませんが、原付免許は原付講習を3時限だけ受けて試験に合格すれば良いので最短1日で取得可能です。
また、他の運転免許を取っている方やAT限定を取得する方は教習数が少なくなるので覚えておきましょう。
表には最短教習機関を記載していますが、平均的には1~2か月ほどかかるのが一般的です。
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まとめ
今回はバイク免許の種類と取得条件、費用の相場や取得までの期間について解説してきました。
バイクは車ほど維持費がかからずに移動範囲を広げることができる自動車です。
通勤に使う方も趣味で使う方も、バイクに興味があるなら免許を取得しに行きましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。