合宿免許のメリットと意外なデメリットとは
合宿免許って、短期間で免許が取れる方法として学生さんを中心に人気ですよね、、!
ただ、
「合宿で免許を取るつもりだけど本当に合宿免許でいいのかな?」
「通学免許より合宿免許のほうが取得後の事故率は高いらしいし、どうしよう」
こういう声もちらほら聞こえてきますよね。
今回の記事では、このような疑問にお答えしていこうと思います!
✓本記事の内容
・合宿免許のメリット
・合宿免許のデメリット |
まず、合宿免許取得後の事故率についてですが、これに関する明確なデータはありません。
つまり、皆さんはなんとなくのイメージで語っているわけです。とはいえ、火のないところに煙は立たないと言うくらいですから、何か原因はあるのかもしれません
ネット上では、合宿免許に来る人はスケジュール管理ができない自制心のない人が多いから、事故が多いなんて言われていますね。
ただ、それもイメージに過ぎないでしょう。
何が言いたいかというと、合宿免許だからといって運転技術が身につかなかったり、事故率が高くなったりするわけではないということです。
結局はどのように教習を受講するか。
上記のような不安を煽る言葉に惑わされず、合宿免許のメリットとデメリットを把握して自分に合うかどうか確かめていきましょう。
では解説していきます。
合宿免許のメリット
教習費用を節約できる
合宿免許の教習費用は、時期にもよりますが20~30万円程度となっています。
4~6月、9~12月の閑散期には普通車であれば、20万程度が相場となり、教習所によっては20万円を下回るところもあるでしょう。
逆にそれ以外の繁忙期には少し割高になるので注意が必要です。
また、合宿免許は生活費がかかりません。
2週間ほどの宿泊費用や食費もすべて無料となっているので、通学免許と比べてもかなり節約できるでしょう。
閑散期には期間限定のキャンペーンを実施している教習所もあり、シングルルームやツインルームを無料で使用できたり、それ以外のオプションが無料で利用できたりとお得感が満載です。
とにかく教習費用と抑えたいのであれば、合宿免許一択といっても過言ではありません。
最短スケジュールで卒業できる
合宿免許は、入校から卒業までのスケジュールが最短で組まれており、順調に進めることができれば、14~16日程度で免許を取得することができます。
AT普通車が14日、MT普通車が16日ですね。
通学免許でも、理論上は最短で免許を取得できますが、現実は厳しいものがあります。
閑散期であればまだしも、繁忙期であれば、技能教習の予約が取りづらく、なかなかスムーズに教習を受けられないこともあるでしょう。
それに自分の予定との兼ね合いもありますから、真面目に通ったとしても免許取得までに2~3か月程度かかってしまうこともザラです。
免許取得までの日数が長引くとモチベーションの維持も難しくなりますから、それ以上にかかる人も多くいます。
免許を取りたい明確な日付がある場合や最短で免許を取得したい場合には合宿免許を選ぶのが無難でしょう。
旅行気分を味わえる
合宿免許では、普段とは違う日常を過ごすことになりますから、新鮮な気持ちで旅行気分を味わいながら免許取得に励むことができます。
教習の空き時間に少し散歩に出かけたり、その土地ならではの食事を楽しんだりと通学免許では味わえない経験をすることができるでしょう。
とはいえ、教習スケジュールがぎっちり詰まっているのも事実。
合宿という非日常でリフレッシュして、教習をしっかり受ける、このような流れを上手く利用して楽しく免許を取れるのが合宿免許なのです。
教習所によっては地元のグルメや観光ツアー、スキーやスポーツジムなどの特典がついている所もあります。
自分に合った教習所は何なのか、しっかり考えて入校することが合宿免許の成功に繋がるでしょう。
合宿免許の意外なデメリット
自分のペースで教習を受けられない
合宿免許は最初に教習や試験のスケジュールを決められてしまいます。
心の準備が出来ていないから、学習不足だから、といった理由で試験を後回しにはできません。
また、寝坊してしまったり体調が悪かったりして教習を受けられない、というのも考慮されていないので、受けられなかった分は延泊になることも考えられます。
自分のペースで進められない、というのは合宿免許の大きなデメリットの1つと言えるでしょう。
一方で、「自分のペースで進められない」というのは、裏を返せば、しっかりと短期間集中で勉強や実技練習をできるということであって、実は、合宿免許のメリットでもあります。
参照元:https://ehime-drivingschool.com/column/gassyuku-meritsdemerits/
合宿免許は、あらかじめ決められたスケジュールをもとに教習を受けていきます。
そのため、自分のペースで教習を受講したい方や運転が苦手で皆のペースについて行けるか不安な方は注意が必要です。
特にみんなは試験に合格しているのに自分だけ受かってない、なんてことになると焦りを覚え、ストレスが溜まる原因にもなります。
上記のような心配がある方は、励ましてくれそうな友人と一緒にいくか、そういったサポートの厚い教習所を選ぶことで不安を取り除きましょう。
共同生活ならではの辛さがある
合宿免許は2週間ほど全く知らない人と生活することになります。
もちろん、プライベートは守られますし、シングルルームを選べば普段と変わらない夜を過ごすことも可能です。
ただし、レストランや日々の教習ではコミュニケーションが必要になりますし、相部屋の場合は相手に気を遣う場面も多くあります。
このような共同生活ならではの辛さが耐えられない人にとって、合宿免許は地獄の2週間となってしまうでしょう。
技能教習は田舎道での運転が中心
卒業後の運転の質を左右する技能教習をしっかりと受け、様々なシチュエーションに安全かつ正確に対応できる運転技能を身につけることはとても重要。
しかし、合宿免許は基本的に交通量がさほど多くない田舎(もしくは地方)の教習所を中心に行っているため、免許取得後に都内や都会での運転がメインになる人にとっては不安があるでしょう。
まとめ
今回は、合宿免許のメリットと意外なデメリットについて解説してきました。
教習費用が節約できることや最短で免許を取得できることなど、合宿免許にはメリットが多くあります。
特に高校を卒業したての学生や長期休みの多い大学生にとってはかなり魅力があるのではないでしょうか。
とはいえ、合宿免許ならではのデメリットもありますから、ご自身の状況や性格を考え、自分に合った方法で免許を取ることをオススメします。
最後までご覧いただきありがとうございました。