原付免許を取る方法!取るために必要な条件や勉強時間の目安
「自分でも原付免許を取れるのかな?」
「原付免許の試験は簡単って聞いたことあるけど、実際どうなの?」
「原付免許を取得したい!」と思ったときには上記のような疑問が生まれることがあるのではないでしょうか。
特に勉強時間の目安は気になりますよね。
この記事では、原付免許を取るために必要な条件や費用、流れ、持ち物に加え、合格に必要な勉強時間の目安について解説していきます。
ぜひ、最後までご覧ください。
原付免許を取るために必要な条件
原付免許を取る上でまず確認しなければならないのが以下の3つです。
・満16歳以上であること
・運転免許証の取消、停止処分中ではないこと
・上位免許を所有していないこと
運転免許の取消処分を受けた方でも、取消処分講習を受けていれば受験可能です。
また、普通免許や普通二輪免許、中型免許などの原付免許よりも上位の免許を所有している場合は原付を既に運転できる状態にあるため、受験できません。
次に以下の5つを満たすことで適性検査をクリアできます。
・90dbの音を10m離れていても聞き取れる
・赤、青、黄の色の区別ができる
・身体機能障害がない
・両眼の視力が0.5以上ある
・片眼が見えない場合は、もう片方の視野が左右150度で視力0.5以上ある
視力を検査する時にはメガネやコンタクトなどの視力補正器具の着用が可能です。
そのため、視力が悪い方は必ず持っていくようにしましょう。
原付免許を取るために必要な費用
原付免許を取るために必要な費用は8,050円です。
内訳は以下のとおり。
内容 | 費用 |
原付講習 | 4,500円 |
試験 | 1,500円 |
交付 | 2,050円 |
ここでは静岡県を例に挙げていますが、どの県でも上記とほぼ変わらない費用で原付免許を取得することができます。
原付講習に関してですが、以下の条件を満たす方は免除されます。
・1年以内に取消処分者講習を受けている
・1年以内に原付講習を受けている
・6か月以内に特別試験を受ける
・6か月以内に外国免許を持っていたことがある
特別試験に関しては理由があれば3年以内でも免除されます。
また、外国免許に関しては免許取得後に通算で3か月以上滞在していた場合のみ認められます。
原付免許の試験に必要な持ち物と流れ
必要な持ち物と流れをチェックして試験当日に焦らないようにしましょう。
試験当日に必要な持ち物
試験当日に必要な持ち物は以下のとおりです。
・申請用の写真 1枚
・住民票の写し(本籍記載、6か月以内のもの)
・身分証明書
・現金(最低でも8,050円)
・メガネ、コンタクトレンズ(必要な方のみ)
申請用の写真サイズは縦3cm×横2.4cmで、申請日の6か月以内に撮影されたもののみ有効です。
脱帽した状態で正面を向き、胸から上の真顔を背景なしで撮影しましょう。
※写真用紙以外はNG
また、身分証明書についてですが、小型特殊などの免許を所有している方は免許証を持っていきましょう。
それ以外の方は健康保険証、マイナンバーカード、住民基本台帳カード、パスポートなどを用意すればOKです。
原付免許の受験に申し込む
住民票のある地域の運転免許センター、警察署などで受験の申し込みを行ないます。
※地域によって申し込む場所は異なる
この時に申請書への記入や支払いを済ませます。
適性検査を受ける(視力など)
適性検査では視力検査が行なわれます。
警視庁によると、原付免許に必要な視力は両眼で0.5以上、片眼が見えない方については他眼の視野が左右150度以上で視力0.5以上です。
裸眼で上記の視力に届かない、もしくはギリギリという方はメガネ、コンタクトレンズ等を忘れずに持っていきましょう。
学科試験を受ける
試験時間は30分で48問の問題に解答します。
解答方法は〇×形式。
50点満点で45点以上取ることができれば、合格です。
原付講習を受ける
試験に合格したら、原付講習を受けます。
講習時間は3時間程度で、原付の操作方法や交通ルールなどを学びます。
試験合格後、すぐに講習が行なわれる場合と後日受ける場合があるため、ご自身の地域の警察署や運転免許センターなどのWebサイトを確認しておきましょう。
免許が交付される
講習を受けると、免許が交付されます。
手続きに時間がかかることもあるため、時間には余裕を持っておくと安心です。
免許が交付された後は記載の情報に誤りがないことを確認しましょう。
問題がなければ終了です。
免許を受け取ったタイミングで原付を運転できるようになります。
最短1日で合格できる学科試験
原付免許の学科試験に合格するには最短で1日、余裕を持って2、3日勉強すれば良いでしょう。
過去問や問題集を解き、500問ほど目を通しておけば、十分に合格できるはずです。
勉強方法としては紙の問題集を利用する方法とスマホアプリやWebサイトを利用する方法があります。
個人的には自分の解いた問題を簡単に復習できたり、無料で利用できたりするスマホアプリやWebサイトがオススメですが、ここはお好みで問題ないです。
スキマ時間を利用してできるだけ多くの問題に目を通しましょう。