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免許更新完全ガイド!流れや持ち物、場所を一通り解説します。

「運転免許取得後、初の免許更新がそろそろある」

「免許更新の流れや期間、持ち物を再確認したい」

 

免許更新に行ったのに必要な持ち物を忘れていたり、流れが分からずスムーズに手続きできなかったりしたら萎えますよね。

 

せっかくの貴重な休日を使って更新するわけですから、手続きに関するモレがない状態にしておきましょう。

 

この記事では免許更新完全ガイドと表して、免許更新できる期間や流れ、持ち物、場所などを徹底解説していきます。

 

ぜひ、最後までご覧ください。

 

免許更新できる期間と有効期間

免許の更新期間が近づくと、各都道府県の公安委員会から運転免許証に記載されてある住所に免許の更新ハガキが届きます。

 

おおよそ誕生日の35~40日前にはポストに入っているはずです。

 

ただし、引っ越しなどで運転免許証の住所変更をしていない場合は、以前の住所に更新ハガキが送られてしまいます。

 

更新ハガキがなくても免許の更新はできますが、うっかり更新し忘れる、なんてことになりがちです。

 

そのため、更新できる期間や免許の有効期限について詳しくなっておきましょう。

 

免許更新できるのは誕生日の前後1ヶ月間

免許の更新ができるのは、免許証に記載された有効期限最終日の直前にある誕生日の前後1か月です。

 

仮に誕生日が1月1日の場合は、12月1日~2月1日までの2か月が更新期間になります。

 

前後1か月に対象の日がない時は、その月の月末が更新期間になるので注意が必要です。

例:5月31日の場合は4月30日~6月30日まで

 

また、有効期限の最終日が土日祝日、年末年始(12月29日~1月3日)にあたる場合は、該当する休日後最初の平日まで有効期限が延長されます。

 

万が一、やむを得ない理由で期間内に免許の更新に行けない場合は、手続きをすることで期間前の更新も可能です。

 

免許証の色・年齢・区分別の有効期間

区分 年齢 有効期間
グリーン免許 新規取得者 特になし 3年
ブルー免許 一般運転者 70歳未満 5年
70歳 4年
71歳以上 3年
初回更新者 特になし 3年
違反運転者 特になし 3年
ゴールド免許 優良運転者 70歳未満 5年
70歳 4年
71歳以上 3年

 

「一般運転者」に該当するのは以下の条件を満たす人です。

・5年以上運転免許証を保有

・減点3点以下の軽微な違反が1回のみ

 

誕生日の40日前からさかのぼって5年間に違反やケガのある事故を起こした人の区分は「違反運転者」になります。

 

また、「優良運転者」に該当するのは以下の条件を満たす人です。

・5年以上運転免許証を保有

・無事故

・無違反

 

年齢の見方ですが、「70歳」は更新期間満了日の直前の誕生日に71歳を迎える方が対象になります。

 

免許更新の大まかな流れと準備

免許更新の手続きは以下の流れで進みます。

  • 受付
  • 申請書記入
  • 適性検査
  • 更新審査
  • 写真撮影
  • 法定講習
  • 免許証交付

 

混雑状況にもよりますが、合計で90分から180分程度はかかります。

余裕を持ったスケジュールを組んでおきましょう。

 

必要な持ち物

運転免許を更新するために必要な持ち物は以下のとおりです。

・運転免許証

・更新手数料

・更新用ハガキ

・メガネやコンタクト、補聴器

・申請用顔写真

 

更新用ハガキをなくしてしまった方や届かなかった方でも、受付窓口にて更新用ハガキを持参していないことを伝えると、更新手続きを行なうことができます。

 

運転免許を取得した際にメガネやコンタクト、補聴器などを使用した方は忘れずにもっていきましょう。

 

更新期間までに目や耳が悪くなったと感じる方も、念のため持参しておく方がよいですね。

 

申請用顔写真は都道府県や更新場所によっては不要な場合もあります。

 

所要時間と費用

区分 更新手数料 講習手数料 講習時間
グリーン免許 初回更新者 2,500円 1,350円 120分
ブルー免許 一般運転者 800円 60分
違反運転者 1,350円 120分
ゴールド免許 優良運転者 500円 30分
共通 高齢運転者 2,500円    

 

更新手数料は免許の区分にかかわらず、一律で2,500円です。

 

また、講習時間についてはあくまで目安であり、実際の時間は当日の混雑状況によって変わってきます。

 

余裕を持ったスケジュールにしておきましょう。

 

また、免許の色にかかわらず、満70歳以上の高齢運転者については免許更新の前に高齢者講習を受ける必要があります。

 

満70歳以上の場合は更新前に高齢者講習を受ける

年齢 認知機能検査料 高齢者講習 運転技能検査料
満70歳~75歳未満   実車有り:6,450円

実車なし:2,900円

 
満75歳以上 1,050円 3,550円

※上記の表は静岡県を例に作成

 

満75歳以上の方が免許の更新をするには「認知機能検査」を受けなければなりません。

 

検査時間は30分程度で、記憶した16枚のイラスト名を回答する「手がかり再生」と検査日の年月日、曜日、時刻を回答する「時間の見当識」が行なわれます。

 

これにより、認知症の恐れがあるかどうかを判断します。

 

「運転技能検査」は満75歳以上で一定の違反がある運転者が対象の検査です。

20分程度の検査となっています。

 

すべて免許の更新前に行なう必要があるので覚えておきましょう。

 

場所

免許更新ができる場所は以下のとおりです。

・運転免許試験場

・運転免許センター

・警察署

 

運転免許試験場と運転免許センターについては年末年始(12月29日~1月3日)を除く、平日と日曜日に更新可能です。

 

都道府県や免許区分によっては警察署での更新ができない場合もあります。

更新前にはご自身の住む都道府県の警察署に確認を取っておきましょう。

 

また、高齢者講習は自動車教習所のみでしか受けられないことがあるので注意が必要です。

 

免許更新を忘れないようにしよう

この記事を読んでいるあなたなら大丈夫かとは思いますが、免許の更新をうっかり忘れてしまわないように注意しましょう。

 

万が一、免許更新を期間内にできなければ、免許を失効してしまいます。

免許を失効すると、再取得の手続きに時間と費用がかかってしまい、もったいないです。

 

免許更新を後回しにせず、覚えているうちにさっさと済ませてしまいましょう。

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