大型バイクはどう選ぶ?初心者向けの選び方やおすすめ車種3選
「大型バイクを選ぶときのポイントを知りたい」
免許を取得してから、初めての大型バイク購入。
絶対に失敗したくないですよね。
大型バイクは特に重量やパワー、シート高など選ぶ際のポイントが多くあります。
自分の体格にあったものを選ばなければ、快適な運転ができません。
この記事では初心者向けに大型バイクの選び方とおすすめの車種5選を紹介していきます。
ぜひ、最後までご覧ください。
大型バイクの選び方(初心者向け)
大型バイクに乗る理由・用途
まずはあなたが大型バイクに乗る理由、用途を明確にしましょう。
なぜなら、長距離ツーリングなのか、街乗りや通勤なのか、これだけでも選ぶべき排気量やタイプが変わってくるからです。
一口に大型バイクといっても、排気量が600cc~800ccのミドルクラスや1,000cc以上のリッタークラスまで様々なバイクが存在します。
また、大型バイクのタイプもスーパースポーツやツアラー、アメリカン、スクーター、オフロードなどがあり、それぞれのタイプごとに得意な走り方、道が異なります。
つまり、「なぜ運転するのか」を明確にしなければ、自分にあった大型バイクを選ぶことはできません。
最も優先順位を高めて考えるべきポイントです。
パワー・重量
扱いやすさを重視するならパワーや重量は控えめにすることをオススメします。
大型バイクは普通バイクと比べると、ハイパワーで重量が大きいものが多いです。
特に重量が大きすぎると、立ちゴケしたときにバイクを起こせない可能性があり、最悪の場合、身体を痛めてしまうこともあります。
そのため、初心者のうちはパワーが100ps程度で、重量は200kg程度のバイクにしておく方がよいでしょう。
シート高
シート高は高すぎないものを選ぶべきです。
バイクが多少ぐらついても、安定して支えられる高さにしておいた方がよいでしょう。
自転車とは違い、つま先立ちでは支えられません。
せっかく買ったバイクを立ちゴケで傷をつけてしまったり、壊してしまったりするのはショックでしょうし、修理費もかかりますからね。
自分の体格に合ったシート高のバイクを選択しましょう。
おすすめの車種3選
SUZUKI SV 650X ABS
コンパクトで有りながら高パワー、初心者にも扱いやすい大型バイクです。
初めて大型バイクに乗る人の悩みとして、重量が大きすぎて安定しない、パワーがありすぎて運転が怖いといったものがあります。
しかし、「SV 650X ABS」であれば、その心配は無用です。
重量は大型バイクにしては軽く、400ccクラスと変わらないほど。それに加え、大型バイクを実感できる程度の適度な排気量を兼ね備えています。
シート高も低めに設定されており、体格に自身がない方でも扱いやすいバイクです。
大型バイクで有りながら、80万円台で買えるというのも初心者にオススメできる理由の1つ。
最高出力 | 76ps |
総排気量 | 645cc |
燃料タンク容量 | 14L |
シート高 | 790mm |
車体重量 | 197kg |
車体サイズ(全長/全幅/全高) | 2,140mm/760mm/1,090mm |
車体価格(税込) | 847,000円 |
Kawasaki W800ストリート
クラシカルなデザインと独特の鼓動感が魅力的な大型バイクです。
左右まっすぐに伸びた2本のマフラーからは迫力のある排気音が鳴り響き、シートを通じて全身に伝わってきます。
重量がやや大きめで排気量がやや物足りない印象はありますが、ハンドリングの軽快感やエンジンの安定感は初心者にもオススメできるポイントです。
スピードを追い求める方には向きませんが、長い距離をゆっくり走りたい方にはピッタリのバイクでしょう。
最高出力 | 52ps |
総排気量 | 773cc |
燃料タンク容量 | 15L |
シート高 | 770mm |
車体重量 | 221kg |
車体サイズ(全長/全幅/全高) | 2,135mm/925mm/1,120mm |
車体価格(税込) | 1,199,000円 |
HONDA レブル1100
力強いエンジンとクルーザーとは思えないハンドリングが魅力で誰にでもオススメできる大型バイクです。
シート高が低く、シンプルな操作性でありながら、パワフルに走ることができます。
HONDAのレブルといえば、250/500/1100の3つのタイプがラインアップされていますが、その中でも圧倒的にスピードが出るのがレブル1100です。
また、クルーザーの特徴であるアクセルをあけてからのラグがなく、どこかスポーティさを感じさせる乗り心地となっています。
初心者に限らず、幅広いライダーにオススメできる大型バイクです。
最高出力 | 87ps |
総排気量 | 1,082cc |
燃料タンク容量 | 13L |
シート高 | 700mm |
車体重量 | 223kg |
車体サイズ(全長/全幅/全高) | 2,240mm/850mm/1,115mm |
車体価格(税込) | 1,100,000円 |
自分に合った大型バイクを探そう
初めて大型バイクを買う方は、視野を狭くし過ぎず、総合的に自分とバイクの相性を探っていくべきです。
「見た目がかっこいいから」など1つの理由だけで選ぶと、重量が大きすぎたり、シート高が高すぎたりと肝心の運転が楽しくなくなる可能性があります。
何のために大型バイクに乗るのかを明確にし、自分に合ったデザインや操作性、重量やパワーのバイクを探しましょう。