ペーパードライバーあるある20選。みんなどうやって克服した?
「運転したいけど、したくない…」
みなさんの心の声を代弁しました。
「自動車教習に通い免許を取得したまではいいものの、それから全く運転していない。」こういう方、以外に多いのではないでしょうか。
しばらく運転していないと、車の細かい操作方法は忘れますし、運転の感覚もほぼゼロになりますから、怖いですよね。
この記事では、ペーパードライバーあるある20選と克服するためにすべきことについて解説していきます。
では、始めます。
ペーパードライバーあるある20選!
1. エンジンをかけるまでの流れを忘れる
「キーを差し込みまわした、エンジンボタンを押した、それなのにエンジンがつかない。」
ブレーキを踏みながら操作することを忘れているんですよね。
そこまで行かずとも、運転席に座ってから一時停止することはざら。エンジンをかけるまでの流れを頭の中で思い出す時間が必要です。
2. 運転していないのにゴールド免許
相手「ゴールド免許なんてすごいね!」
自分「あっ、うん、ありがとう(ペーパードライバーとはいえない…)」
心が苦しくなるやり取りです。
ゴールド免許は運転免許後に一定の条件を満たすことで交付されます。
ただし、運転を継続的にしていることは条件に含まれていません。
あくまで免許の保有期間や違反、人身事故歴などで判断されるため、免許取得から運転を一切していなくても条件を満たせてしまうんですよね。
3. 雨が降ってくると焦る
ペーパードライバーにとって雨は天敵です。
運転中に雨が降ってくると、視界が悪くなりますし、なにより気にすることが増えるので仕方ありません。
「ワイパーはどうやって動かすんだっけ?」
「ああ!サイドミラーで後ろの車が見えない」
1度焦ると、止まりません。
4. 高速道路の合流が怖すぎる
「一般道路の合流でも怖いのに高速道路の合流なんて信じられない」
高速道路を走るためには、一般道路の2倍近くのスピードを出しながら走る車のなかにタイミング良く、飛び込んで行かなければなりません。
「タイミングが合わなかったらどうしよう…」
「事故に遭ってしまうかも知れない…」
悪い想像が次々と溢れます。とにかく怖いですよね。
5. なぜかいつも以上に饒舌になる
緊張を隠すためか、それともアドレナリンが出まくっているのか、運転席に座った途端、いつも以上に話し始めます。
助手席の人からすると、「ペーパードライバーなんだから運転に集中しなさい」と思われても無理はありません。
実際に言われることもありますが、仕方ないのです。無意識のうちに口が動いてしまうのです。
6. 運転中にカーナビを確認できない
「じゃあ、運転するからナビはよろしく!」
助手席の人にそういったことはありませんか?
自分がナビをみる手間を省きたいから頼んでいると言う方もいるとは思いますが、ペーパードライバーはそうではありません。
運転中にナビを確認できないのです。
「目線をナビに移したら、誰が前を確認する?」
「人を轢いてしまうのではないか」「前の車にぶつかるかも」
さまざまな不安が頭をよぎります。
7. 右折のタイミングが分からない
助手席の人「今行けるよ!ああ~なんで行かないの!」
ペーパードライバー「いや、無理だって…」
助手席から聞こえる声にイライラします。
ペーパードライバーは、そもそも運転しないため、適切な右折タイミングが分かりません。
その点、日頃から運転する人は右折タイミングが分かります。
助手席の人もペーパードライバーに対してイライラしているのです。
ですが、運転経験者はもう少しペーパードライバーに寛容になってもいいかと思います。
8. 運転すると事故が起きると思い込む
「私が運転すると人を轢いてしまうに違いない」
そう思っているうちは轢きません
運転に慣れ、安全意識が低くなってきてからの方が危険です。
しかし、頭では分かっていても、悪いイメージはなかなか消えません。
9. 左折するときに無駄に大回りする
ハンドルを左に切るだけでいいのに、なぜかハンドルを1度右に切ります。
無駄な操作であることは言うまでもありませんが、左折するときには回り込まなければならないという先入観があるんですよね。
10. ガソリンスタンドでの給油に緊張する
ペーパードライバーにとってガソリンスタンドは緊張する場所です。
ガソリンを給油するために必要な一連の流れが頭から抜けています。
「ガソリンの給油をお願いして、給油口をあけて…あれ、給油口ってどうやって開けるっけ?ここか!あっ、ボンネットが開いてしまった。」
顔が真っ赤になります。
11. 同乗者に文句をつけられ、イライラする
不安なのは分かりますが、静かにして欲しいですよね。
「そんな文句言われたら、逆に運転がみだれるわ!」と反論したいところですが、ペーパーだから仕方ないかと言い返せないこともしばしば。
せめて優しく指摘して欲しいものです。
12.1人で運転するなんて信じられないと思っている
教習所では隣にいつも教官がおり、危ないときはブレーキを踏んでくれます。
コースも決まっていて、ナビを確認する必要もありません。
しかし、1人で運転するとなると話は別です。
自分の判断や確認不足がすべて運転に影響してきます。
恐怖でしかありません。
13.交通量が多い道路でパニックになる
一本道の多い田舎の道路ならまだしも、交通量の多い都会の道路ではパニックになります。
前にも横にも後ろにも車があり、車線変更の際には少し罪悪感を持ちつつ、間に入れてもらう必要があります。
交通量の多い道路は車線の数も多く、どこを通ればいいのか分からなくなることもしばしば。
平常心ではいられません。
14.できれば車線変更をしたくない
後ろの車との距離感、死角にバイクがいないかの確認、アクセルの踏み込みなど、車線変更には考えることが多すぎます。
一般道路ならまだしも、高速道路では後ろの車との距離感がつかみづらいですし、そもそも目線を前から外すなんて信じられません。
できれば車線変更したくないので、高速道路ではいつも左側です。
15.駐車は同乗者に代わりにしてもらう
開けた駐車場は自分で駐車しますが、狭い駐車場や車が密集している駐車場では同乗者に任せます。
できないわけではないのですが、自信がないのです。
そのため、運転経験の豊富な同乗者に任せた方が安心だよねという考えに至ります。
16.山道を運転するときの不安感がすごい
ペーパードライバーにとって山道は鬼門です。
山道はぐねぐねとした道が多く、先が見えにくいため、なかなかスピードが出せません。
安全運転であることは良いことなのですが、あまりにも遅いと後ろに渋滞ができはじめます。
スピードを出そうにも前からいきなりバイクや車が飛び出してくるかもしれないという不安感を拭えません。
山道は不安でいっぱいです。
17.細い道で対向車が来たときにどうすればいいか分からなくなる
一方通行ではない細い道を運転しているときに対向車がくると思考停止します。
「車を避けると壁にぶつかるかも知れない」「崖に落ちるかも知れない」「そもそもこの幅で通れるのかな」などさまざまな不安は頭をよぎりますが、建設的な考えには至りません。
思考とともに行動も止まれば、事故にはならないでしょう。
18.突然ワイパーが動きはじめる
左折や右折をする際にウインカーを出そうとするのですが、突然ワイパーが動き始めます。
ワイパーに限りませんが、車の基本的な機能の操作方法を忘れているのです。
そして、1度誤操作をしたらもとに戻せないこともしばしば。
19.運転後に大量のワキ汗に気づく
運転中は必死なので気づきませんが、運転後に大量のワキ汗に気づきます。
何も考えず、同乗者を危険にさらすよりは良いですが、ワキ汗を見られるのはちょっと恥ずかしいですよね。
20.運転の翌日は全身筋肉痛
運転の翌日は大抵、全身が筋肉痛です。
運転中は座っているだけでそこまで筋肉をつかうような動作はないはずですが、しっかり筋肉痛になります。
特に首、肩あたりですね。
ペーパードライバーは運転中に無意識の中で全身に力を込めてしまっています。
ペーパードライバーを克服するには運転するしかない
ここまで、ペーパードライバーあるある20選を紹介してきましたが、克服するためには運転経験を積むしかありません。
つまり、ペーパードライバーあるあるに向き合う必要があるということです。
いきなり1人で運転し始めるのが怖い方は自動車教習所のペーパードライバー講習を受けるのもよいでしょう。
少しずつ、自分の出来る範囲で始めてみてください。